ザングルス ?  

「物心ついた頃から、一人で生きてきたような 一匹狼」 はザングルスの方かな?

ゼルがレゾとの「蜜月」の間に育まれたことのひとつ、
「自分に対する自信と他人を認める強さ」が、 彼には欠けていた。

「他人を認める強さ」は、自分の弱さを認められるということ。

賞金稼ぎとなったのは、剣の腕で相手を負かすことで、たえず、自分の「強さ」を確認したいから。
(負けを認めたとき、自分は自分でなくなってしまう ?)
(自分の基盤に対する不安を、自分より強いとされる者をやっつけることで追い払う、代償行為)

 ガウリィに負けたことで、あきらめがついた。
( 負けたところで、自分は自分でいられる、変わらない ) と、わかった。
はじめて自分の弱さと向き合えた。

「ガウリィに負けたオレ」
( やっと獲得した、他人との関係性の上に立つ自分 )

だから、ザングルスは恩人であるガウリィの救出 に加わった。

(考えすぎだって!!)

妄想目次の頁に   Eへ   MENU PAGE に戻る